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プロフィール

寺井智之:WAHO®學院 校長
  1994年に声優デビュー。役者活動を続けながら、EARIY WING 養成所の講師として、逢坂良太や
大坪由佳、白井悠介や酒井広大、東城日沙子をはじめとする声優の育成・指導を行う。
その後も育成での実力を発揮。古川由利奈・
今村彩夏・山谷祥生・土岐隼一・松岡一平など数多くの役者を輩出。現在も役者としての活動を続けながら、WAHO®學院の生徒や他の専門学校へ赴き多くの声優の技術・演技の指導を行っている。



今までどういった声優を育てて来ましたか

私は、養成所立ち上げから今まで声優の育成一筋で走ってきました。 そんな中でたくさんの人たちと出会いと別れを繰り返して感じることがあります。

・感は良いが自分勝手な芝居をする
・感性は良いが引っ込み思案
・演技は悪くないけど役の引き出しが少ない
・役の引き出しは多いけど印象に残らない…

みんなそれぞれ課題は抱えています。完璧な子なんて1人もいません。
「1つの課題が解決すれば、次の課題が出てくるんです。どうしましょう…」

「いいじゃないか!自分で気付けなかった課題と出会えたんだ。また解決していこう!!」

大坪由佳もそのうちの一人でした。「この子には愛嬌がある!しかし、声も出ない・芝居もまだまだ。1つ1つ解決していこう。」
なんども何度も同じことを言いつづけ、少しずつ意識が変わり、高校在学中に受けたオーディションで見事合格。
しかし当時はマイクワークなんて教えていなかったので、大坪のためにみんなを読んでマイクワークのレッスンをしました。皆ライバルですが、仲間のために協力してくれる良いメンバーでした。
その中に逢坂良太・笹本奈津枝・田村奈央・中村温姫・阿部大樹・佐々健太もいました。逢坂良太はクラスでも大人しく目立たない存在。

寺井:「逢坂!普段から存在感がないんだから、芝居の時ぐらい存在感をだせ!それがお前の課題だ!!」

中々結果に繋がらず「逢坂、この1年で仕事が決まらなかったら声優やめる覚悟でやれ!」と言い渡し、その半年後アニメ『つり球』主役デビュー!
あの時はとても嬉しかったです。そこからはみんなも知っての通り、怒涛の勢いで仕事が決まっていきました。また他のメンバーにも課題はあり

・なかなか印象に残らない芝居をしていた、白井悠介
・人見知りで引っ込み思案だった、東城日沙子

酒井広大・中島唯・矢野龍太も頑張ってついてきてくれました。焦らず、諦めずに自分の想いをみんなに語り・叫び続け、芝居のことについて語り合ったりもしました。
結果、僅か数年で沢山の人間が新人デビューを果たし、業界からも注目されました。 その後は今村彩夏・山谷祥生・桃河りか・土岐隼一・古川由利奈・衣川里佳らも課題をクリアして次々とデビューしていきました。

生徒たちに対する想い

夢に向かって頑張っている生徒たちの姿は魅力に溢れています。その夢を実現させてあげたいです。
WAHO®學院では【全ての期待に応える魅力ある声優】になれるよう、日々皆さん頑張っています。全員がプロの声優になれなくても、私たちはやれることに全力で向き合うだけなんです。そこには過去に起こったこともキッカケになっています。
初めて生徒から辞めたいと相談があったときです。
今まで一緒に頑張って来たのにどうしたんだろう?自分の教え方が悪かったのか、それとも想いが伝わらなかったのか、と色々考えました。本人から「私の気持ちが弱かったからです。」と言われた時、その変化に気づいてあげることが出来なかった自分の不甲斐なさを知りました。その時思ったことは

「もう二度とこんな想いを生徒にさせてはいけない。」

という事でした。挫折して辞めていく生徒の姿を見るのは、私には到底耐えられなかったのです。そこからは、もっと相手の立場になって考えよう。無理だと思っていたら全部無理だ。生徒を預かった以上は、1%でも可能性があるならそれを2%にする努力は惜しんではいけないと強く決心しました。その少ない可能性を積み重ねることで、5%、10%と可能性が上がっていくのです。

演じることの楽しさを知ろう

どうしたら売れるのか?
それは演じることの楽しさを知ることです。

・演じる時の楽しさ
・キャラクターになりきれる面白さ
・課題をクリアしたときの嬉しさ

これらを実感させます。そこに気づいた時、より演じることが好きになります。好きという気持ちを強く持つことで、調べたい!声を出したい!身体を鍛えたい!言えるようになりたい!もっと考えたい!と、常にやりたいという気持ちを持つように意識します。
どんな仕事でも半年、1年と続けていくうちに思うように物事が進まなくなる時は出てきます。その時やりたい気持ちがやらなきゃという気持ちに代わるんです。やらなきゃという気持ちは強制的に行動を起こしているので、これは苦しいという気持ちが生まれています。好きなことをしているのにそれが苦しいと、身になることも身に付きません。

【やらなきゃ】ではなく【やりたい】という気持ちを持ち続けることが、
【好き】という言葉への強い意識へ繋がるんです。


演じることが好きだから絶対プロの声優になる!諦めずに続ければ一発逆転だってある!という強い気持ちを作ることが出来れば現実も受け止ることが出来ますし、声優という厳しい競争社会の中で勝ち抜くこともできます。自分に負けず、志を高く持ち、結果を出していく、という「強い気持ち」を育てることが必要なのです。

それを踏まえて、基礎訓練の身体作り呼吸・発声・響き・滑舌・アクセント・感情解放・表現・礼節、ルール・マイクワークなどを学んでいきます。
また売れる声優になる意識を初めから持たせ、仕事に繋がる努力をするために、今求められていることをしっかりと知ることがとても重要です。必死に頑張るだけではプロにはなれません。正しい方向に向かって努力し、1つ1つ解決していくことがデビューへの近道です。

速くデビューしてほしい

やはりみなさんには、早く現場で活躍して欲しいです。
WAHO®學院では、自分のタイミングでオーディションを受けることが出来ますし、レッスン場が事務所と同じビルの中にあるので、マネージャーや他のスタッフもレッスンを見ています。目に留まった生徒は、オーディションに選出される場合もあります。そういう時の為にも生徒の宣材写真やプロフィールを随時作成しています。

大阪は地方だからチャンスが少ない、オーディションがないと思われていることが多いですが、そんなことはありません。これだけネットが普及しているんですから、ボイスサンプルデータも メール1つで送ることが出来るので、そこは事務所の本気度の問題です。大阪でも東京と同じチャンスがあります。
大阪独自のレッスンを取り入れたり、全ての人に沢山のチャンスを作ることで、速くデビュー出来るようにしています。すべての人に「チャンス」はあるんです。どこよりも速く誰よりも早く夢を掴み取って欲しいです。

可能性は誰にでもある

ここでは高校生から社会人まで色々な人たちが学んでいます。その個性は十人十色です。
個性を磨き上げ、現場に出せるレベルまで育てることが私たちの役割です。WAHO®學院に入った時点で、誰もがプロの声優になれる可能性を持っているのです!
ただそれを不可能にしているのは自分自身です。私たちは本人に、現状を理解してもらうことから始めています。そこから目標設定をしてプロセスを考えていく。
「自分に何が足りないのか?」を考えるのではなく「どこから」➡「どこに行きたいのか」を考え目標に意味を持たせます。

目標は高いものである必要はありません。
楽しく夢がある目標設定こそが不可能を可能にしていくのです。

年齢も経験も関係ない

重要なのは自分が声優になって何を表現したいかという強い想いです。今まで得てきた経験や知識、これから学ぶ日々の訓練が、味わいのある演技の深さへと繋がります。よく女性から「若くないとチャンスがないのですか?」と質問をされますが、そんなことはありません!
どんな仕事でも若い声優ばかりで構成されているわけではありません。何歳であっても自分に合った役があれば、仕事はきます。「この役者はこのままでは売れない」と言われれば、売れるようにするまでです!!

年齢や経験なんて関係ありません!!

全力で応援します

WAHO®學院は、私1人で考えるのではなく、納得のいく答えをスタッフ一丸となって探し、考えて作っていくそんな養成所を目指しています。
想いを持って踏み出した一歩を私たちは全力で応援します。
あなたの努力を無駄にしない!